年齢を考慮した無拘束型睡眠段階推定手法の開発と応用
研究責任者 |
高玉 圭樹 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科/総合情報学専攻, 教授
|
研究期間 (年度) |
2011
|
概要 | 本研究では、高齢者の健康状態を把握するために「睡眠」に着目し、無拘束の状態で(布団やベットに寝るだけで)睡眠段階を推定できる手法を探究するとともに、その有効性を検証することを目的とする。具体的には、心拍データから睡眠段階を推定する方法を展開し、(i)レム睡眠かどうかの2値の判定ではなく、医療での評価として使われている4段階(覚醒、REM、ステージ1と2、ステージ3と4)での睡眠段階の推定を可能にする。また、(ii)睡眠の深さやリズムは年齢によって異なるため、年齢を考慮することによって睡眠段階推定率を向上させ、実用化レベルへの到達を目指す。
|