高度低温抵抗性系統を利用した北海道におけるイネ育種プログラムの確立
研究責任者 |
大西 一光 帯広畜産大学, 地域環境学研究部門, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究は幼芽期および穂ばらみ期において極めて高い低温抵抗性を持つ系統「上系04501」を用いて、北海道における低温抵抗性育種に利用できる選抜用分子マーカーの開発を行った。分子マーカーを用いたマッピングおよび交雑による対立性検定から「上系04501」の持つ幼芽期低温抵抗性遺伝子が既に報告したqCTP11と同座であることを明らかとするとともに、簡便に利用可能な選抜用マーカーを開発することができた。また「上系04501」は幼芽期から幼苗期まで幅広い生育段階で抵抗性を示すことを明らかにした。穂ばらみ期耐冷性に関しては、「上系04501」の持つQTL(qCTB3-Silewah)について利用可能な選抜用マーカーの整備を行った。
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