鋼/アルミニウム異材接合のためのプラズマミグブレージングプロセスの開発
研究責任者 |
田代 真一 大阪大学, 接合科学研究所, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | アルミニウムと鋼の異材接合は、自動車等の輸送機器の軽量化の観点から極めて重要であり、種々の部品に対して異材継ぎ手が用いられている。本研究開発では、アルミニウムと鋼の異材接合を簡便かつ安価で行うことが可能な、プラズマミグブレージングプロセスを開発する。本プロセスではろう材の高いぬれ性の確保と金属間化合物の生成の抑制が可能であり、高品質な継手を得やすいというメリットも期待できる。継ぎ手強度に強い影響を及ぼす金属間化合物層の厚みを5μm以下に抑えるとともに、アルミニウムの熱影響部にて破断する条件を明らかにすることを目標とする。
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