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生態環境に配慮したサンゴ由来アトピー性皮膚疾患治療薬の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 宮本 智文  九州大学, 大学院薬学研究院, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要沖縄県国頭郡本部町瀬底島にて採取した軟サンゴ(フトウネタケ)粘液含有海水について、ヘキサンによる溶媒抽出、および各種固相担体を用いた固相吸着によるジテルペンの調製を行った。その結果、固相吸着法により採取した粘液含有海水には1Lあたり約100mgのジテルペン類を含有し、医薬シーズであるLobophytol Acが約1%含有されることが明らかとなった。 更に、本手法は、軟サンゴ生態環境に影響を与えず、また、原料生産工程で産業廃棄物を出さない"グリーンサスティナブルケミストリー"であり、生産体制のスケールアップによりアトピー性皮膚疾患治療薬原料供給の技術移転を可能とした。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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