繁殖牛の高精度発情検知のための血流量センサーパッケージの開発
研究責任者 |
澤田 廉士 九州大学, 大学院工学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 畜産業従事者の収益性を向上させるための方法の一つは、子牛の繁殖効率の向上である。子牛の繁殖は人工授精により行われているが、発情期における授精タイミングの的確な検知が困難であるため約70%にとどまっており、次の発情までの飼育コスト増が収益低下の原因となっている。本申請課題では、繁殖牛の発情周期を高精度血流量センサーによって検知し、取得情報を携帯端末でモニタリングすることで人工授精適期を的確にとらえる高精度発情検知システムを開発する。具体的には、1発情状態の検知精度を向上させる血流センサーパッケージの開発、2低侵襲センサーパッケージの検討、3飼育環境に対応したセンサーパッケージの検討を行う。
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