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液薄膜酸素供給方式による省エネルギー型高性能水質浄化システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中野 陽一  宇部工業高等専門学校, 物質工学科, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要本研究開発は独自技術により、水質浄化に効果的のある簡易な液薄膜型酸素溶解装置を開発した。この技術を用いて、省エネルギー型高性能水質浄化システムの開発を進めている。養鰻・クルマエビなどの養殖池の水質を浄化する際、電力消費量が少ないダイヤフラムポンプで、底質に酸素を溶解した水を供給することにより、従来の1/10程度の電力消費量で溶存酸素を大幅に増やすことが可能となる。更に、この技術に加えて、鉄鋼スラグカートリッジを用い、アルカリ成分で底質の酸化還元電位を上昇させ、硫酸還元菌の生育を抑制し、硫化水素の発生を抑える技術も開発する。このシステムは、湖沼や食品排水の浄化にも活用できる

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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