最密充填単分散ポリスチレン微粒子をテンプレートに用いた球殻状マイクロGMアレイの試作による放射線入射方向の可視化
研究責任者 |
脇谷 尚樹 静岡大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 二次元最密充填構造とした単分散ポリスチレン(PS)微粒子をテンプレートとし、個々の球殻をガイガー・ミューラー(GM)管として機能させることにより、GM管のアレイを試作すること、および試作したGM管のアレイを用いて放射線の入射方向を可視化することを本研究の目的とした。研究開発の結果、フォトリソグラフィーなどのトップダウン的な微細加工を使うことをせずに、二次元で網目状の電極がつながっていて、各リングの中央付近に孤立した電極が存在するというGM管アレイの構造体の作製に成功した。本研究期間内では放射線の入射方向の可視化には残念ながら至っていない。
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