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木質バイオマスの発酵熱によるハウス内暖房と二酸化炭素施肥による成長促進技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 高橋 伸英  信州大学, 繊維学部, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要廃棄物バイオマスの有効利用と化石燃料の代替として、木質バイオマスの発酵熱を利用したハウス内暖房と発酵に伴い生成するCO2による植物の成長促進の可能性を検討した。実験室での小規模発酵実験により、木質バイオマスの発酵速度と温度や含水率の関係を把握した。得られた発酵速度は、実際に野外温室での実験により得られた発酵速度と近い値を示し、その信頼性が確認された。また、実際の温室の設計において、バイオマスの交換時期を推定することが可能となり、加えて、温室内外の所定の温度差を確保するために必要となるバイオマスの量を推定することが可能となった。さらに、その温度差を確保しつつ、植物への成長促進に必要な量のCO2の供給が可能であることを示した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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