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マイクロ波のドップラーシフト分散を利用した飛翔体回転計測

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小林 宏明  香川県産業技術センター, システム技術部門, 主任技師
研究期間 (年度) 2011
概要飛翔回転体へ照射されたマイクロ波が回転速度に応じてドップラーシフトすることを利用した、非接触型の回転計測装置の開発を行ってきた。従来研究においては、超音波を用いた計測が行われているが、マイクロ波を利用することで測定時の距離及び感度、速度分解能等の性能を向上させることが可能となる。本開発では、2.4GHz帯域のマイクロ波ドップラーセンサを独自に試作し、非接触回転計測の原理検証を行うことで回転に伴うドップラーシフトの計測が可能であることを確認した。現状では、実際に移動する回転体の計測までは検証できていない。そのため、今後は協力企業と共に飛翔回転体の計測実験及び装置改良を進め、製品化を目指していく予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-03-29  

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