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口腔癌細胞の浸潤に関わるmicroRNAの同定と悪性度診断への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 工藤 保誠  広島大学, 医歯薬学総合研究科(歯), 助教
研究期間 (年度) 2011
概要本研究では、ヒト約900種のmiRNAを網羅的に検索するアレイを用いて、miR-200a, miR-200b, miR-200c, miR-141, miR-203を浸潤性の高い口腔癌で発現が低下するmicroRNAとして同定した。これらmicroRNAは、癌の悪性度や浸潤・転移に深く関わることが知られている上皮間葉移行(Epithelial mesenchymal transition)に関与することを明らかにした。今後は、これらmicroRNAの癌の悪性度診断への応用を検討するために、microRNAの発現と癌の浸潤動態や転移の有無を含めた臨床病理学的データとの関連を調べ、臨床で簡易に発現を調べるようなキットの開発も試みたいと考えている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-03-29  

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