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エンプラナノ繊維マットによる大型リチウムイオン電池用セパレータの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 小形 信男  福井大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2011
概要エンプラであるポリフェニレンサルファイド(PPS)に汎用性高分子をブレンドしたシート状材料から、線状レーザ溶融静電紡糸装置(福井大学開発)を用いて繊維マットを作製し、その後汎用性高分子成分を繊維から抽出することにより、PPS ナノ繊維(平均径300nm 以下)からなる繊維マットを得ている。この方法の問題点は、抽出すべき汎用性高分子成分の量が多いことである。解決策として、PPS/汎用性高分子ブレンド物に誘電率の高いルチル型二酸化チタン針状粒子を添加したシート状試料から繊維を作製し、繊維の更なる細径化と汎用性高分子のブレンド量の減少を図る。この検討を更に発展させ、上記電池の性能向上に繋がるセパレータ用ナノ繊維マットを開発する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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