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二酸化炭素固定化のための二官能性ポルフィリン金属錯体触媒の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 依馬 正  岡山大学, 大学院自然科学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要第四級オニウムブロマイドを有する数種の金属ポルフィリン錯体触媒を開発した。これらの二官能性触媒は市販品から全4段階で収率良く合成した。中でも、第四級アンモニウムブロマイドを有するMgポルフィリンが最も高い触媒活性を示した。エポキシドに対して0.0008mol%の触媒を用いて無溶媒条件下でCO2圧1.7MPa・120°Cで24時間反応させると、環状炭酸エステルが83%で得られた。この時の触媒回転数(TON)は103,000回であった。基質適用範囲を調べるために、0.005mol%の触媒を用いて種々のエポキシドを反応に付すと、数時間以内に生成物を高収率で与えた。対応する無機担体固定化触媒も創製した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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