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植物抗原性糖鎖の細胞免疫活性と糖鎖薬剤開発への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 木村 吉伸  岡山大学, 大学院自然科学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要植物由来のオリゴ糖鎖は、哺乳動物に対して強力な免疫活性(抗原性)を有する。申請者らは、これまでの糖鎖機能研究の途上、(1) 花粉アレルゲン等に結合する抗原性糖鎖がT-細胞からのサイトカイン (IL2等)分泌を抑制すること、 (2) ヒト単球を活性化することで自然免疫系を昂進させること等を明らかにしている。これらの事実は、植物抗原性糖鎖が、(1) 花粉症治療を目指した抗アレルギー薬剤の開発、(2) 免疫賦活剤として抗腫瘍療法等に応用可能であることを示唆している。申請課題では、植物由来のオリゴ糖鎖の免疫活性を明らかにし、植物糖鎖を付加させた糖鎖ポリマーを作成し、抗アレルギー作用や抗腫瘍作用を有する高機能糖質ポリマーの開発を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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