ホログラフィック時空間レンズを用いたフェムト秒レーザー加工
研究責任者 |
早崎 芳夫 宇都宮大学, オプティクス教育研究センター, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2011
|
概要 | 本研究の目標は、伝搬光の6自由度(空間・時間・偏光・振幅)を操作する新手法を開発し、物質の光励起とその後の一連の物理現象を制御して、高効率な物質加工を行うことである。研究主題の一つである「ホログラフィック時空間レンズ」の基本特性評価は終了し、集光特性の優れる新タイプの「ラジアル時空間レンズ」の実証実験を進めている。また、並列加工の高密度化に関する実験的・理論的に検証 (Appl. Phys A掲載)、並列第2高調波発生による計算機ホログラムの最適化手法の考案 (Opt. Lett.掲載)、レーザー誘起現象の時間分解観測(Opt. Mat. Express掲載)等の学術的成果を得ると共に、3つの新しい共同研究を開始し、本技術の実用化を目指す。
|