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耐衝撃性/流動性を兼ね備えた新規ポリカーボネート系ポリマーブレンドの創製

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 神澤 岳史  滋賀県東北部工業技術センター, 環境調和技術担当, 主任技師
研究期間 (年度) 2011
概要耐衝撃性に優れたエンジニアリングプラスチックであるポリカーボネート(PC)の耐衝撃性のみならず流動特性を併せて向上させること目的に、申請者がすでにノウハウを有する"動的架橋"リアクティブプロセッシング(反応押出)法を駆使したPC系ポリマーブレンド材料を検討したところ、ABS/PC単純ブレンドに比べ流動性(MFR)が最大130%、耐衝撃性が最大90%向上する組成を見出し、耐衝撃性と流動性を高度に両立する優れたブレンド材料となり得る可能性を見出した。また、各特性の増減と添加剤量との相関を把握し、要求に応じて材料特性が設計可能となり得ることを併せて見出した。今後は、製品化に向け必要な添加剤処方、あるいは耐久消費材に使用可能な長期耐久性に優れた組成とするための最適処方を確立していく。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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