電気自動車の正面と底面の圧力差を利用した風車の開発
研究責任者 |
戸倉 郁夫 室蘭工業大学, 工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 電気自動車に搭載する風車の開発を行った。走行抵抗の増加を防止するために、自動車内部に正面と底面を繋ぐダクトを設置し、その内部に貫流型風車を格納することを想定して実験を行った。ダクトの形状が、風車のトルクや出力に大きな影響を及ぼすこと、高い出力を得るためには、流れを急激に曲げない曲面を用いたダクトを使用することや直径の大きな貫流羽根車が有利であることが示された。また、走行速度に比べて羽根車入口の速度がかなり低下するので、通風抵抗の少ないダクトの開発が今後の課題である。
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