研究責任者 |
鈴木 裕 山梨大学, 総合分析実験センター, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 慢性腎不全患者は人工血液透析を行うために透析内シャントを作成する。本研究ではシャント付近の血管狭窄をシャントから発生する血流音(シャント音)によって検出する非侵襲システムの開発を目指す。本助成により専門的な知識を必要としなくともシャント音を効率よく採取するセンサを開発し、スタンドアローンシステムのプロトタイプを構築した。また、信号処理・診断アルゴリズムも改良し、狭窄診断の精度を向上させることができた。今後、更に被験者による評価を遂行し、実用化を目指す。
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