研究責任者 |
武田 哲明 山梨大学, 大学院医学工学総合研究部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 最近、スパンドレルと呼ばれる片面に凹凸を持った太陽熱集熱外壁が住宅壁として利用されている。この凹凸面により形成された空間内に高空げき率の多孔性材料を挿入することで、内壁の熱伝達率を向上させ、凹凸面内の空気への伝熱量を増大させることにより、太陽熱をさらに高効率で集熱できる可能性がある。そこで、多孔性材料を挿入した集熱パネルの住宅壁への適用性及び性能を評価するため、スパンドレル内に多孔性材料を挿入して伝熱実験を行い、強制対流による伝熱促進効果を明らかにし、最終目標である自然対流による伝熱促進効果が最大となる最適充てん率を求める。さらに3次元数値流体解析によって、住宅壁としての成立性を評価する。
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