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培養法によらない真菌同定検査キットの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 錫谷 達夫  福島県立医科大学, 医学部, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要福島県立医科大学微生物学講座では、すべての真菌のDNAをPCRで増幅でき、そのPCR産物の塩基配列から菌種同定ができるプライマーを開発していた。しかし、DNAの塩基配列決定は病院で行われる臨床検査としては不向きである。そこで本研究では、この技術を基盤に一般検査として菌種が同定できる検査法の開発を目指した。まず、千葉大学真菌センターで収集されている病原真菌32種、175株を解析し、少なくともカンジダ属の11菌種を同定できる塩基配列を決定した。今後この塩基配列を特許化し、企業と共に検査試薬の製品化を目指す。さらに対象菌種を増加させ、バージョンアップを図る予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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