組織再生を目的としたコラーゲン結合性ヒト型上皮成長因子の生産法確立
研究責任者 |
松下 治 北里大学, 医学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 上皮成長因子(EGF)をコラゲナーゼ由来のコラーゲン結合ドメイン(CBD)と融合して高密度コラーゲンパッチにアンカーリングすることにより、局所で持続的に表皮、結合組織、粘膜上皮の増殖を促進できた。この新規材料は鼓膜形成術の医療材料として最適であり、様々な再生医療への展開も期待される。本課題では、1)ヒト型EGF-CBD融合タンパク質遺伝子を全合成し、2)GMP生産に適するベクターを構築して、3)生産用宿主と培養条件を検討することにより、ヒト型コラーゲン結合性上皮成長因子の生産法を改善し、評価法を確立した。また、その過程でベンチャー企業に対して秘密保持契約のもと情報提供を行い、当該シードのライセンス契約が実現間近となった。
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