可溶性アミロイドオリゴマーを検出するアルツハイマー病診断キットの開発
研究責任者 |
田口 弘康 滋賀医科大学, 分子神経化学研究センター, 特任教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | Protein G microsphereと抗Asモノクローナル抗体にShiga-Y5を組み合わせ、可溶性As凝集体(Asモノマー)診断キットを試作した。このキットは、人工合成した可溶性As凝集体を100 nM -1000 nMの範囲で定量できた。しかしながら、アルツハイマー病モデルマウスを用いた血液、髄液などの生体サンプルでは、測定感度以下であった。そのため、感度を上昇させるためShiga-Yにかわる化合物を新規合成した。この化合物を用いることで診断感度を約10倍高めることができた。新規化合物を平成24年4月25日に特許出願した。
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