研究責任者 |
川末 紀功仁 宮崎大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 東日本大震災の発生により、多くの下水管が損傷を受けており、管破裂による道路陥没事故を未然に防ぐため、早急に下水管の状態を検査する必要性が高まっている。一般的には下水管カメラ車によって撮影された画像から目視による検査が行われる。しかしながら、内面の凹凸は確認できても管の変形(歪み、たわみ)の状態は画像からの判断が困難である。そこで本研究では、複数のレーザスリット光を下水管内壁に投光し、撮影されるレーザ輝線の状態から下水管の損傷・変形状態を定量的に検査する技術を確立する。特に高精度な計測を保証するために、傾斜投光レーザを組み合わせ、管軸に対する検査ロボットの傾きを考慮した計測システムとする。
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