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結晶性高分子ブロック共重合体のミクロ相分離構造およびグレイン構造形成の小角・広角X線散乱同時測定法による解析

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 岡本 茂  名古屋工業大学, 大学院工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要イメージングプレート/フラットパネルセンサーを用いた小角/広角散乱測定を行った。試料にはポリブタジエンーポリε-カプロラクトン/ポリブタジエン混合系を用いた。室温においてはカプロラクトンの結晶のためにミクロドメイン構造が破壊されていた。しかし融点より十分高い180°Cでミクロドメイン構造(Frank-Kasperσ相)/グレイン構造の階層構造へ転移する事が分かった。フラットパネルセンサー(C9728DK-10:浜松ホトニクス)のノイズの公称値は多数測定して得られたであり、通常の1回の測定ではそれより大きなノイズを有する事が判明した。特に短時間の時間分解測定では問題となる。今後、中部小型シンクロトロン光施設(仮称)で小角/広角同時測定システムを構築し多くのユーザーへ技術移転を図る。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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