研究責任者 |
片山 建二 中央大学, 理工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 少量の試薬と小さな器具を用いて行うマイクロスケール実験は、廃試薬量の削減による環境負荷の低減、小さな器具の使用による省スペース化、スケールダウンによる危険性の低減や実験時間の短縮などが期待される上、個別実験が可能になるため各人の理解度向上が期待される。本開発では、多くの有効性にもかかわらず、大学向けに適用されてこなかったマイクロスケール実験を大学向け教育実践シリーズを開発し、キット化することを目標とした。特に大学化学課程で理解が難しい物理化学のシリーズを4つ作成することに成功した。キット化し販売するよりも、テキストとして周知する方が、普及に対して効果的と考え、第一段階としてWeb公開した。今後、2つの実験を追加し、シリーズを完成させたのち、実験指南用のテキストとして出版していく。
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