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ヒトに類似した皮膚をもつ無毛高度免疫不全マウスの創成

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 岡田 誠治  熊本大学, エイズ学研究センター, 教授
研究期間 (年度) 2011
概要ヒトと同じ厚さの皮膚を持つ新規無毛高度免疫不全マウス(Hairless Rag-2/Jak3二重欠損マウス)の樹立と製品化を目的として研究開発を行った。Hairless Rag-2/Jak3二重欠損マウスは、従来汎用されてきたNudeマウスに比べて、ヒト細胞が有為に生着しやすく、また無毛で皮膚が薄いため、蛍光標識した生体内の腫瘍などが経時的・定量的に解析可能であり、ヒト癌研究・感染症研究以外に、ヒトの皮膚研究、再生医療や幹細胞研究(iPS,ES細胞)への市場の拡大が期待できる。本マウスは既に特許申請中の案件の一事例であり、今後、作成したマウスを用いた抗腫瘍薬の定量系を構築し、新たな特許の取得を目指す。また、企業と提携して本マウスの製品化を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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