高出力ファイバーレーザによる複雑立体形状の溶接に関する研究
研究責任者 |
櫻庭 洋平 地方独立行政法人北海道立総合研究機構, 産業技術研究本部工業試験場, 研究員
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 形状が複雑な材料を高品位かつひずみを少なく溶接する方法として、高出力ファイバーレーザの利用が期待されているが、レーザ溶接における溶接姿勢と品質に関する研究はほとんど行われておらず、技術普及の大きな課題となっている。本研究では代表的なステンレス鋼やアルミニウム合金を対象に、レーザ出力と溶融状態の相関関係、溶接姿勢の影響と溶接条件の補正方法について、断面観察や強度試験、内部欠陥観察により検証し、品質のばらつきを抑えた姿勢別溶接条件を抽出した。今後はレーザ溶接の欠陥対策技術の研究を進め、地域の溶接製品の付加価値を高める研究や企業支援に取り組む。
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