研究責任者 |
重本 修伺 徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | 本研究では睡眠時ブラキシズムの可視化診断システムの開発を目的に睡眠測定に用いる口腔内センサ方式6自由度顎運動測定器試作器の改良と咬合可視化技術の確立を目指した。顎運動測定器については、評価実験を行うまで研究を進めることができなかったが、新たな高感度の3軸センサコイルの製作に目処がたっている。また最適な装着位置決定法が確立でき当初計画の60%は達成できた。一方咬合可視化技術の簡便な上下歯列の3次元形状測定法および簡便な重ね合わせ技術(上下歯列および顎運動の重ね合わせ)については技術的にほぼ完成でき当初計画の90%以上は達成できた。今後は顎運動測定器を完成させ可視化診断システムとしての実用化に向けた評価実験を継続する。
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