セルロースからの磁性メソポーラス炭素および酸触媒合成プロセスの開発
研究責任者 |
山口 大造 津山工業高等専門学校, その他部局等, 助教
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研究期間 (年度) |
2011
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概要 | バイオマスセルロースを原料として、1バッチあたり約115 g(目標の200%以上)の磁性炭素および約54 gの酸触媒(目標値)の大量合成プロセスを構築することに成功した。これらの物質についての様々なキャラクタリゼーション結果より、ラボスケール合成物質と同様の性能を有することを確認した。また、触媒化物について、セルロースの加水分解反応により酸触媒の活性評価を行った結果、既存の固体酸触媒と同等の性能を有することも確認した。すでに企業との共同研究を進めており、5年以内の商品化を目標に引き続き研究開発を進めている。
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