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濃厚豆腐廃液から大豆イソフラボン組成物を製造する技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中村 浩蔵  信州大学, 農学部, 准教授
研究期間 (年度) 2011
概要本技術開発では、大豆煮汁廃液の有効利用と廃水処理のためのモデル実験として、凍り豆腐製造過程で排出される濃厚豆腐廃液から大豆イソフラボン組成物を製造する技術を開発し、未利用物からの有用物質回収と廃水処理とを同時に可能にすることを目的とした。濃厚豆腐廃液を適宜処理することによって、大豆イソフラボンを豊富に含む組成物を得ることができた。得られた組成物は、無味無臭の乳白色粉末であり、食品素材や各種添加物として利用できると考えられた。また、組成物を除いた廃液のBODを目標通り削減することができた。これらの研究開発成果によって、濃厚豆腐廃液を産業的に有効利用できる可能性が示された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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