膜近傍でのアクチン重合核形成反応のメカニズム:構造生物学的研究
研究代表者 |
前田 雄一郎 名古屋大学, 理学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2014
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概要 | 本研究交流は、アクチンの重合・脱重合で駆動される分子運動(トレッドミリング)のメカニズム解明を目指す。具体的には、フランス側は生体膜直下でのアクチン重合核形成過程解明に適した再構成系(たんぱく質集合体)を確立し、日本側は、その再構成系の構造解明を行う。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、エンドサイトーシス(細胞外の物質の取り込み)からがん細胞の浸潤・転移まで、広範な細胞機能を担うこの分子運動のメカニズムを解明することが可能となり、さらに、たんぱく質相互作用一般について新知見を獲得することが期待される。
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研究領域 | ライフサイエンス |