廃バイオマスからの燃料ガス生産を最適化するための微生物フローラの制御技術開発
研究代表者 |
三宅 淳 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2014
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概要 | 本研究は、微生物フローラ(水素発酵細菌相)からなる擬集体を用いて、バイオマスから高効率かつ低コストで燃料ガスを生産するシステムを開発することを目的とする。具体的には、日本側は水素発酵細菌間の相互作用を高め、物質変換効率ならびに水素発生能力を向上させる技術を開発し、中国側は機能性材料と擬集体の相互作用を強化する技術開発およびその水素生産システムの評価を行う。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、都市下水から農村まで広く存在するバイオマスを利用して、さまざまな地域での燃料ガス生産が可能になることが期待される。
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研究領域 | 廃棄物・廃熱などによるエネルギーリサイクル技術 |