高含水・高窒素含有バイオマス系廃棄物からの高効率エネルギー生成
研究代表者 |
吉川 邦夫 東京工業大学, フロンティア研究機構, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2014
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概要 | 本研究は、下水汚泥や焼酎粕などのバイオマス系廃棄物を利用するため、窒素酸化物の排出が少ないクリーンな燃焼システムの開発を目的とする。具体的には、日本側は水熱処理の際の窒素の挙動や、乾燥についての研究を行い、中国側は、廃棄物を発酵する際の脱塩素方法の検討と、得られる乾燥燃料の燃焼実験を行う。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、これまで利用が進んでいなかった、水含量および窒素含量の高いバイオマス系廃棄物の、有効的な利用方法が確立されることが期待される。
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研究領域 | 廃棄物・廃熱などによるエネルギーリサイクル技術 |