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植物栄養細胞をモデルとした藻類脂質生産系の戦略的構築

研究課題

戦略的な研究開発の推進 戦略的創造研究推進事業 CREST

体系的番号 JPMJCR11V3
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJCR11V3

研究代表者

太田 啓之  東京工業大学, バイオ研究基盤支援総合センター, 教授

研究期間 (年度) 2011 – 2016
概要多くの藻類は、植物のような貯蔵器官を持たず、光合成を行う細胞で貯蔵脂質の合成・蓄積を行います。そのため栄養飢餓などの限られた条件で脂質の高生産が起こります。研究代表者らは最近、植物でも葉のような栄養細胞では、種子と異なり、必須元素であるリンの飢餓時に顕著な脂質蓄積が起こることを見出しました。本研究では、このような植物葉と藻類の脂質蓄積の共通性を基に、藻類脂質の高生産系を戦略的に構築することを目的とします。そのため、有用藻類のゲノムや栄養飢餓応答遺伝子の情報などを網羅した基盤情報の集積とデータベース化を行い、それらを駆使してDHAなど種々の有用脂肪酸類の高生産系を創製し、バイオ燃料や有用物質を藻類で高効率に生産するための基盤技術の創出を目指します。
研究領域藻類・水圏微生物の機能解明と制御によるバイオエネルギー創成のための基盤技術の創出

報告書

(2件)
  • 2016 事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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