迅速・高精度・網羅的な病原微生物検出による水監視システムの開発
体系的番号 |
JPMJCR11R1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJCR11R1 |
研究代表者 |
大村 達夫 東北大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2016
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概要 | 水循環系を媒介とする感染症リスクの拡大防止策は脆弱であり、安全で安心な水利用を期待する人々に社会的不安をもたらしています。本研究では、毎年560万人にのぼる感染性胃腸炎患者数を低減する新しい水監視システムの構築を目指します。下水中の病原微生物を迅速・高精度・網羅的に検出する技術を新たに開発し、その技術を用いて都市下水を継続的に監視することで、感染症発生後速やかに社会に情報を発信することが可能となります。これにより、感染が拡大する前に感染拡大防止策をとれるため、感染拡大を大幅に抑制することが期待されます。
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研究領域 | 持続可能な水利用を実現する革新的な技術とシステム |