安全で持続可能な水利用のための放射性物質移流拡散シミュレータの開発
体系的番号 |
JPMJCR11R2 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJCR11R2 |
研究代表者 |
沖 大幹 東京大学, 生産技術研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2016
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概要 | 持続可能な水利用のためには、人類が利用しようとする水源の水が利用に適しているかどうかを的確に診断予測する技術が不可欠です。本研究では、ヨウ素131やセシウム137等の放射性物質が大気の流れによって移動し、雨などに伴って地表面に降下し、土砂等とともに水の流れに沿って川を流下して、どういうタイミングでどの程度の濃度で水道取水源に到達するかを推計できるシミュレータを構築します。これにより、一時的な取水停止や積極的な水処理の実施など臨機応変な対応によって安全な水質が確保されるようになり、安全で安心な水利用の実現に貢献することが期待できます。
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研究領域 | 持続可能な水利用を実現する革新的な技術とシステム |