1. 前のページに戻る

慢性炎症による疾患発症機構の構造基盤

研究課題

戦略的な研究開発の推進 戦略的創造研究推進事業 CREST

体系的番号 JPMJCR1193
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJCR1193

研究代表者

濡木 理  東京大学, 大学院理学系研究科, 教授

研究期間 (年度) 2011 – 2014
研究課題ステータス 移管平成26年度(2014年度)をもってAMEDに移管
概要本来個体の生命維持に必須な生理反応が過剰に起こる、あるいはウイルスや細菌などによりこの生理反応が撹乱されることで、慢性的に炎症がおき、最終的に癌や糖尿病、動脈硬化などさまざまな生活習慣病が引き起こされると考えられています。本研究では、(1)GPCRを介して慢性炎症を惹起する脂質メディエーター産生酵素、(2)Toll様受容体と、細胞内で本受容体の下流で自然免疫に働くシグナル伝達タンパク質、(3)核内において細胞内シグナルを末梢で制御する転写調節因子タンパク質を中心に、タンパク質(複合体)の立体構造をX線結晶構造解析により解明し、立体構造から提唱される作業仮説を検証するため機能解析を行うことで、慢性炎症のメカニズムを原子分解能レベルで解明します。
研究領域炎症の慢性化機構の解明と制御に向けた基盤技術の創出

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-07-16  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst