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震源域における緊急地下構造調査 ?日米共同によるデータ処理・解析?

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 戦略的国際科学技術協力推進事業 J-RAPID

研究代表者

小平 秀一  独立行政法人海洋研究開発機構, 地球内部ダイナミクス領域, プログラムディレクター

研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要今回の地震では、30mを超えるような大きな滑りがプレート境界に生じ、大規模な津波が発生した可能性が示唆されている。しかしながら、津波を生成した地形・地下構造変動の実態は捉えられていない。そこで、本課題では、今後、海洋研究開発機構が実施を検討している震源域構造探査のデータを日米共同で迅速、かつ高精度に処理・解析し、大規模津波生成の実態を明らかにするとともに、将来の震源断層掘削の基礎データを得ることを目的とする。本課題で実施する高度な深度イメージングにより、大規模な津波を生成した領域とそこでの地下構造の変動を特定できる。また、得られる地下構造イメージは断層掘削計画立案には必要不可欠である。最終的には、上記、地下構造・海底地形調査研究と断層掘削の結果を統合し、今回の地震により大規模な津波を生成した断層の広がりとそこでの運動が把握できるとともに、断層の物性が理解され、日本海溝域の津波モデリングの高精度化に向けて重要なデータが提供できる。
研究領域東日本大震災

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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