想定を越える大津波からの避難の実態と対策の緊急調査
研究代表者 |
佐竹 健治 東京大学, 地震研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 東日本大震災では想定を越える大津波により2万人を超える住民が犠牲となった。本研究では、そのような大津波からの避難の実態を調査し、対策を示すことを目指す。日本側は複数の被災自治体で、住民の避難行動、防災機関の対応行動、津波警報の伝達状況、防災訓練と教育の効果などをヒアリングにより調査する。また、他の被災自治体を調査するグループと連携し、結果の総合化を図る。インドネシア国側はこの調査に参加するほか、同国の2004年インド洋大津波とそれ以降の津波被災経験を取りまとめ、日本側と共有する。この共同研究から、両国の自治体の津波避難対策への助言、津波防災政策への提言、後世に伝える教訓がとりまとめられる。
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研究領域 | 東日本大震災 |