研究代表者 |
吉田 和哉 東北大学, 工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究では、地上走行型と空中飛行型の災害対応ロボットを組み合わせることにより、被災建物内をくまなく探査するための技術開発を目指す。走行型のロボットは急な段差や壁を乗り越えることができない。一方、飛行型のロボットは障害物を飛び越えて探査活動を行うことができるが、飛行継続時間に限りがある。この問題に対し、日本側は、飛行ロボットを建物内部へ搬送し、通信や充電の拠点となる走行型ロボットの開発を担当し、米国側は走行型ロボットから離着陸し、自律探査が可能な超小型飛行ロボットの開発を担当する。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、従来のロボットではたどり着けない狭隘(きょうあい)空間での人命探索や、プラント建屋内などでの災害対応活動に貢献することが期待される。
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研究領域 | 東日本大震災 |