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生体EPR(Electron Paramagnetic Resonance :電子常磁性体共鳴)放射線線量測定装置による歯からのラジカル信号測定

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 戦略的国際科学技術協力推進事業 J-RAPID

研究代表者

三宅 実  香川大学, 医学部歯科口腔外科学講座, 准教授

研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要本研究は、原発事故に関連し、被ばくの可能性のある人(ボランティア)を対象として、生体EPR線量測定法にかかる基礎データ(ベースラインEPR信号)を採取し、生体被曝線量装置としての感度・定量性の検討を行うことを目的とする。具体的には、日本側はボランティアの口腔内からEPRシグナル測定を実施し、米国側は測定装置の条件設定などを指導し、協力して解析を行う。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、歯エナメル組織のハイドロキシアパタイト結晶格子内部に形成されるフリーラジカルを生体から直接EPR分光装置で計測でき、放射線被ばくの吸収線量を知ることにつながることが期待される。
研究領域東日本大震災

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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