複雑化する世界におけるNatech(自然災害と技術の相互作用)リスクの低減に関する学際的研究:日本の経験から学び、iNTeg-Riskプロジェクト・NaTech分野の手法を応用
研究代表者 |
岸本 充生 独立行政法人産業技術総合研究所, 安全科学研究部門, 研究グループ長
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究では、東日本大震災による被害を、欧州委員会によるiNTeg-Riskフレームワークと、そこで開発されたNaTech(自然災害と技術の相互作用)事故リスクの解析手法を適用し、得られた知見を発信するとともに事故リスク解析手法の発展を目指す。具体的には、日本側が社会科学的知見に基づく経済影響評価と減災のための政策的アプローチを担当し、フランス側が工学的知見に基づく物理的影響と減災のための工学的アプローチを担当する。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、今後、低頻度高影響の自然災害が引き起こす技術的な事故の影響を軽減するために必要な工学的対策と政策的対策の組み合わせについての知見が得られることが期待される。
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研究領域 | 東日本大震災 |