被災直後および危機対応過程におけるソーシャルネットワーキングサービスの研究
研究代表者 |
庄司 昌彦 国際大学, グローバル・コミュニケーション・センター, 講師
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 本研究は、震災において、ソーシャル・ネットワークを介した情報共有やコミュニティ形成などがどのような影響を実際の災害対応に与え、どのような教訓を残したのかということを明らかにし、また今後国内外の他地域で起こりうる地震等の災害に備え、緊急性の高い対策や政策を提言することを目的とする。 基本的にすべての調査を日米共同で行うが、日本側はアンケート調査に基づくソーシャル・ネットワークの特徴的利用形態の類型化とその行動分析を主に担当し、米国側は一般利用者および非政府セクタへの聞き取り調査によるエピソード収集と総合的・時系列的な整理・考察を主に担当する。 両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、国内外の情報通信ネットワークが発達した地域(先進国、新興国等)において、今後起こりうる災害に備えるべき行動や政策の提言につながることが期待される。
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研究領域 | 東日本大震災 |