研究責任者 |
梶本 裕之 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | スマートフォン等で利用場面が飛躍的に拡大したタッチパネルには、表示映像の触感を得ることができないという課題がある。現在は主にパネル全体の振動による解決が図られているが、根本的には分布型触覚提示と分布型触覚センシングを同時に実現する必要がある。本研究開発は世界初の分布型触覚フィードバックを有するタッチパネルを目標に、その要素技術である「触覚ディスプレイと触覚センサの共存」を電気刺激の利用により実現した。さらに皮膚インピーダンスに伴う感覚閾値の関係を詳細に分析し、従来よりもはるかに簡便な方法で感覚の安定化を実現した。
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