先進電源系搭載超小型衛星の試験モデル開発と宇宙環境試験手法の確立
研究責任者 |
南部 陽介 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 超小型衛星網による高頻度地球観測は、平時における環境監視や災害時における被害状況の迅速な把握など、即応的な情報収集を比較的低コストで実現することができるため、新たなビジネスチャンスとして注目を集めている。本提案では、従来の効率を大幅に改善する先進電源系を搭載した10cm角の超小型衛星を開発し、超小型衛星に適した宇宙環境試験手法の確立を行うことを目的とし、環境試験モデルの開発、電源システムの開発、環境試験の実施を行った。本研究の成果は、次世代の超小型衛星バスシステムの開発に大きく貢献するものであり、2014年に、その成果により開発されたバスシステムが宇宙実証される予定である。
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