シラス細骨材の加圧脱水ブリケット化による低コスト製造技術の開発
研究責任者 |
吉村 幸雄 鹿児島県工業技術センター, 地域資源部 シラス研究開発室, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | 粗骨材として砕石を用い、細骨材として5mm以下に篩った表面乾燥飽水状態の火山噴出物のシラスを用いたシラスコンクリートは、普通コンクリートと同等の強度を示し、優れた耐久性を有する。 しかし、シラスは自然の状態では含水率が高いので、細骨材として用いる場合には、表面乾燥飽水状態にする必要がある。そのために屋内乾燥施設での時間と手間を必要とし、普通砂より割高になるので民間に普及しなかった。 鹿児島県工業技術センターは、シラスを低コストの乾燥方法で、表面乾燥飽水状態等の特定範囲内の含水率に水分調整できることを見出した。 本研究では、シラス細骨材の低コスト製造技術を確立し、それがコンクリート用細骨材に適することを実証する。
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