神経伝達物質のリアルタイム計測を目指したナノカーボン平面多電極アレイ基板の開発
研究責任者 |
鈴木 郁郎 東京工科大学, 応用生物学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | これまでの技術では難しかった神経伝達物質を高感度かつリアルタイム計測する技術として、ナノカーボン平面多電極アレイ基板の開発を行なった。ナノカーボンの分散化法およびITO微小電極へのめっき技術を開発し、電極表面の構造およびナノカーボンの種類に依存した神経伝達物質の感度特性を明らかにした。開発したナノカーボン微小電極を用いて、細胞から放出される濃度の神経伝達物質を電気化学的に検出することに成功した。 神経伝達物質を高感度かつリアルタイムに計測できる世界初の技術であり、今後、実用化に向けた研究開発を進める。
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