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電析法による白金使用量を大幅に低減した水素製造電極の作製

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中出 卓男  大阪府立産業技術総合研究所, 機械金属部, 主任研究員
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要白金使用量の大幅な低減化と水素発生触媒能向上の両立が期待できる電解白金処理法を水素発生用電極の作製に適用し、析出する白金ナノ粒子の形状制御を図るとともに、連続水電解時の耐久性を確認する事により実用化の可否について検討した。白金使用量の低減化の鍵である白金ナノ粒子の供給源となる白金陽極の溶解挙動について検討した結果、白金陽極の溶解速度は電解液の種類に大きく依存し、また電解液濃度・温度および陽極電流密度の増加とともにほぼ直線的に増加することを明らかにした。また、作製した電極の耐久性については、2000時間の連続電解後においても顕著な粒子脱落や凝集は認められず、また電気化学的な水素発生能についても初期性能を維持していることを明らかにした。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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