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3次元構造を有する色素の開発と有機薄膜太陽電池への応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 前田 壮志  大阪府立大学, 大学院工学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要有機薄膜太陽電池の高効率化に向けて、本申請課題では高純度化やホール移動度の改善が期待される低分子3次元構造をモチーフとして、吸収波長域と太陽光スペクトルのマッチングを改善するためにスクアリリウム色素骨格を導入した新規色素を設計・合成し、その構造が光・電気化学特性及び光電変換能に与える効果について検討した。得られた色素の光吸収・電気化学特性は、スクアリリウム色素部位に強く依存した。この新規色素とフラーレン誘導体からなる有機太陽電池は、その変換効率自体は低い値にとどまっているものの、色素の吸収領域に分光感度を示し、3次元構造を有する色素がドナー材料として機能していることが示された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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