新規遺伝子発現可視化技術を利用した次世代型植物活性化剤のハイスループット探索法の付加価値創造
研究責任者 |
小倉 里江子 横浜国立大学, 成長戦略研究センターベンチャー・ビジネス部門, 講師(中核的研究機関研究員)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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概要 | これまで構築してきた次世代型植物活性化剤のハイスループット探索法に新たな付加価値を創造することを目標に研究開発を行った。本探索法の有効性は既に病害防御機能を活性化する化合物を数種単離していることから明らかだが、本研究では、植物バイオマスを増加させる化合物探索への適用可能性を検証した。今後、追試を含むより詳細な条件検討を行う必要があるが、本探索法により取得した化合物が、バイオマス増産に効果がある可能性を示唆する結果となった。また、より多角的に化合物を評価できるように、探索法そのものの改良を行った。導入プロモーター及びターミネーターの改変等を行った結果、遺伝子モニタリングのレベルを向上させることができ、より高精度な系を確立することが出来た。
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