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耐圧強度を向上させたシラスバルーンの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 袖山 研一  鹿児島県工業技術センター, 地域資源部 シラス研究開発室, 室長
研究期間 (年度) 2011 – 2012
概要シラスバルーンは、シラス等の火山灰を焼成発泡させた微細な風船状の粒径20μm~1.4mmのものであり、低かさ比重、不燃性、高融点、低熱伝導率、無色、無害、低価格という特徴をもつ。自動車部品や電子部品などの高付加価値品の無機軽量フィラーには、ガラスバルーンなどが用いられている。当センターでは、金属コーティングしたMMB(マイクロメタルバルーン)を開発しているが回収率が低い。一方、無処理のシラスバルーンでは無機軽量フィラーを用いるには耐圧強度が不足している。そこで、金属コーティング技術を改良し、回収率の向上と、シラス原料を改質することで、現状の2倍以上の耐圧強度を持つシラスバルーンの開発を目指した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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